『エッセンシャル思考』の著者が書いた『エフォートレス思考』を要約しました。
仕事量が多くなりがちな方にオススメです。
本記事ではエフォートレス思考をまとめ、使うためのチェックリストにしてみました。
要約「本当にやることを見極め、やるなら複利を効かせる。」
大事な仕事をやり遂げられない最大の理由は、まさに困難だからではないのか。そして何かが困難だと感じるのは、もっと簡単なやり方を見つけていないからではないか?
努力は報われると信じて、身を粉にして働いても、報われない時がありますよね。困難に立ち向かった時、死ぬまで頑張り続けるのか、成功を諦めて楽な仕事をするのか、どちらでもないと本書は言います。頑張らない働き方でうまく成功を手に入れるのだと。
1.エフォートレスな精神
まずは休むところから。疲れ切って帰宅した時のことを思い出してほしい。携帯をどこに置いたかさえも思い出せず、ちょっとした用事を頼まれただけでイラっとし、何も考えられず、疲れてることを説明することさえ億劫になる。
「楽をするのは悪いことだ」という思い込みを捨てよう。難易度を下げれば、力を入れなくても物事は前に進む。
2.エフォートレスな行動
子供が夕食の片付けをしない事例が面白かった。
夕食後、トイレに行きたい、宿題が溜まってるなどと言い逃れしようとする。夕食の片付けをタスク分解して得点表にしてゲームにしてみても何も変わらなかった。
解決したのは長女だった。ディズニーの音楽をかけ、歌いながら後片付けをした。大音量で音楽をかけると部屋はカラオケパーティーとなったそうだ。どんなに疲れていても機嫌が悪くてもメロディーに引き込まれる。
3. エフォートレスの仕組み化
イギリスの数学者で、のちにアメリカで哲学者として活躍したアルフレッド・ノース・ホワイトヘッドはこう言ったという。「文明の進歩は、何も考えずに実行できる重要な作業の数を増やすことによって実現される」これはつまり、「できるだけ多くの重要な行動を自動化すべき」ということだ。
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