皆さん、こんにちは。にゃんちゅうです。
特定保健指導でお仕事をするとき、「オフィスカジュアルで」「常識の範囲の服装で」など、ざっくりとした服装指示を受けることがありますよね。
特に、今まで現場で給食管理などのお仕事をされていた管理栄養士だと、オフィスカジュアルがどのような格好なのか、常識の範囲って何?と思われる方も多いと思います。
今回は、特定保健指導の初回面談の現場でどのような格好をするのが良いのか、また服はどんなところで買うと良いのかについてご紹介します。
それ以外にも、特定保健指導の現場で役に立った便利グッズも最後にざーっと紹介しているので、ぜひ最後まで見ていただけたら嬉しいです!
初めての面談の現場。服装はどうしたらよい?
特定保健指導で相手にする対象者は、40歳以上の方がほとんど。きちんとした格好をしなければ、場合によっては失礼にあたることもあります。
とはいえ、やりすぎもちょっと引かれてしまい、その後の面談に影響が出てしまうこともあります。
初回面談だけではなく、中間・最終面談などで直接対象者の方と顔を合わせる場合、どのような格好をするのが良いのでしょうか?
基本は委託先の会社の指示に沿う
服装については、お仕事を受けている会社がほとんどです。まずは、自分が契約している委託会社の指示を確認しましょう。厳しいところはネイルや髪色、足元の指定などがあります。これに違反すると、委託先からの見え方はかなり悪くなってしまうので、事前にきちんと確認してルールに従うことが大切です。
委託先からの指示があまり細かくなく、ざっくりしている場合は、下記のようなイメージが良いと思います。ただし、これはあくまで私の主観になるので、最終的な判断は自分で行ってくださいね。
対面面談の場合
ジャケット+パンツもしくはスカートといったスーツのセットアップスタイルが良いでしょう。足元はスニーカーではなく、ビジネスシューズやパンプスを合わせましょう。
個人的には、女性でもパンツスタイルがおすすめです。スカートの場合はタイトなものではなく、フレアスカートなどがおすすめ。理由は移動するのに歩きにくいからです。
夏でもジャケットは必須だと考えます。女性ならリネン素材など少し涼しいものを羽織るといいと思います!
イメージとしてはこんな感じものです。
また、色ですが、個人的な考えとしては黒は避けた方がベター。なんとなく我が強く見えてしまうからです。特定保健指導の面談では相手の気持ちをどれだけ引き出せるかが勝負だと思っているので、私は優しく見せるためにグレーやベージュなどの淡いカラーを取り入れるようにしています。
ICT面談の場合
ジャケット、もしくはシャツ・ブラウスのようなものがおすすめです。シャツやブラウスの色はできれば白など明るい色が良いと思います。理由は、顔が明るく見えるからです。
顔周りを全体的に暗い色でまとめてしまうと、画面越しに伝わるイメージも暗くなります。
明るい色を持ってくることで、画面がさみしくなくなり、向こうに印象よく映るのではと考えています。
どこで購入する?
特定保健指導などで使うお仕事服は、下記のところで購入しています。
ユニクロ
高機能だけど、コスパの良い商品が多いです。ジャケットやパンツはかなり動きやすいです。また、特にブラウスなどは安くてシンプルなものが多いのでとても重宝します。
GU
ユニクロよりも安いので、チープに見えるかもしれませんが、ジャケットなどはかなりおすすめです。私はGUのセットアップを着用しています。安いので、ガシガシ洗ってもあまり気にならないのと、トレンドの形のものが多いので、おしゃれに見えるのが好きです。
また、個人的におすすめなのはGUのパンプス。低反発で疲れにくく、なおかつ安い!とても重宝しています。
ちなみにブラウスもかなり種類が多いです。私は全身GUなんて日も多いですよ。
楽天
楽天はお店によって異なりますが、ブラウスやジャケットは割と良いものが多い印象です。ポイントが貯まったり、ポイントで買えるのもいいですよね。
個人的におすすめの商品をこちらにまとめたので、良かったらご参考ください。
どんなものを持っておけばよい?
面談当日、どんなものを準備しておくのが良いのでしょうか?実際に私が準備しているものも含めてご紹介していきます。
委託会社によりさまざま。まずは指定されているものは必須。
特定保健指導で使うツールは委託会社によってさまざまですよね。そのため、まずは指定されているものを忘れないように持っておきましょう。
必要な書類や名札などあると思います。これは絶対忘れてはいけないので必ずチェックしておいてくださいね。
その他、あると便利なもの
個人的にあると良いものでよく使っているものは、下記のとおりです。
- パソコン
ICT面談の場合は使うと思いますが、私は対面面談でも持っていきます。なぜかというと、対象者を待っている時間に他の仕事をしたり、疾患について調べたりするためです。そのため、持ち運びしやすい軽いノートパソコンをおすすめしています。パソコンの選び方については下記のブログを参考にしてみてください。
特定保健指導を始める前に!準備しておきたいおすすめPCやツールを紹介。
- スマートフォンと充電器
スマートフォンは皆さん持ち歩くかと思いますが、充電器はいかがでしょうか?意外と対象者の方と電話で対応しないといけない場合や、委託会社に確認電話をすることもあるので、急な充電器れを防ぐために必ず充電器を持ち歩いています。
私はAnkerの充電器を持ち歩いています。充電も早く大容量なのがお気に入りです。
- 手帳やメモ帳
スケジュール管理をしたり、個人的な豆知識を手帳に書き溜めているので、さっと見返したいときのために持ち歩いています。
私はsunny手帳を使っています。以前、YouTubeで紹介していますのでご参考にしてください。
ただし、対象者の個人情報や面談内容を書き留めるのは個人情報保護の観点からNGです。あくまで自分の知識を書き留めるようにしておきましょう。
- 電卓
エネルギー量や体重など計算することが多い初回面談。ささっと計算したいので電卓は持ち歩いています。
対象者の方と一緒に見て、「今はこの体重で、そこから2kg減らすには、これだけエネルギーが必要なんですよ~」と電卓をたたきながら説明すると、理解してもらいやすいですよ。
ICT面談の場合は打ちやすさ重視、対面面談は見やすさ重視、ということで両立できるサイズのものを持ち歩いています。小さすぎはNGです!
- 置き時計
終了時間がある面談のお仕事で時計は必須。もちろん、腕時計やスマホでもかまわないのですが、対象者の方にもタイムリミットがあることを共有するために置き時計があると便利です。あとは単純に見やすい!
時間管理はかなり大事だと思うので、一個買うと便利ですよ♪
- カロリーブックや検査値データブック
対面面談やICT面談で、対象者の方から食事の聞き取りをする際に、「菓子パン食べてるんだよね」と言われたとき、どのように返していますか?
「そうなんですね、菓子パンは脂質と糖質がどうのこうの~~~」と言われても、対象者の方は「そんなのわかってるよ!」と思ってしまうかもしれません。
私は、対面面談なら「そうなんですね、美味しいですよね。ちなみにどんなもの食べます?この中にありますか?」というようにカロリーブックを広げて探してもらっています。
自分の食べているものがどんなものなのかを再認識してもらい、驚いてもらえるとかなり改善へのステップへつなげやすいです。
他にも、「この辺ならカロリー少なめなんですよ、すごくないですか?」とか豆知識的な感じで使っています。
ポイントは自分できちんと再確認してもらうことです。それをしてもらうのにカロリーブックはかなり重宝しています。
おすすめは女子栄養大学出版部のカロリーブックです。いくつか種類があり、毎日の食事や外食やコンビニの食べ物が載っているのが使いやすいです。
また、それぞれの検査値のチェックや、食事療法に関することを調べるときに便利な臨床栄養ディクショナリーも持ち歩いています。面談前にさっと確認したりするのによく使っています。
おすすめの書籍については、下記のブログにまとめているので参考にしてください。
特定保健指導している方へ管理栄養士がおすすめする本・参考資料・サイトを紹介!
- マイク付きヘッドホン
これはICT面談であると便利なものです。パソコンのマイク機能を使ってもいいのですが、周辺の音を拾ってしまい、相手方に聞こえづらい可能性があります。できればヘッドホンを取り入れるのがおすすめです。
種類については、まず試しでネットで安く買ってから、少しずつグレードを上げてみてもいいですね。
私はこちらのロジクールの安いのをかれこれ1年ほど使っていますが、特に問題ないです。
- 3色ボールペン
書類の記入やメモを取るのに必要な筆記用具。私は3色ボールペンを使っています。
理由は、色で書く内容や種類を分けて、報告書を時短で書けるようにしているからです。
黒は面談中、メモとして使い、赤は主観的情報、青は客観的情報や提案したこととして線を引いてから報告書を書くと、パッと見たときにわかりやすく、報告書が作りやすくなりました。
ボールペンはジェットストリームシリーズが一番使いやすいです。かれこれ10年以上、ジェットストリームから変えていません。
- ミーティング用背景
ICT面談をするとき、後ろが無地の背景であることが求められます。お家の中で、壁を背にして面談できる場所があればよいですが、ない場合はパーテーションなどを使うといいでしょう。折りたたみできるものにしておけば、使わないときにしまうことができるので場所を取りません。
もしくは、撮影用の背景シートをポールから吊り下げるというパターンも可能です。使わないときは丸めてしまえるので、かなり場所を取らないですし、他のお仕事の背景としても使えそうですよね。
こちらのピノスタジオさんの撮影用背景シートはXLサイズなら人物でも使うことができ、かなり便利そうでした。
その他、おすすめのアイテムは、こちらにまとめています。良かったら参考にしてください。
いかがでしたか?
今後のお仕事に生かしていただけたら嬉しいです。
それでは!
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